『NEVER SURRENDER』感想

そういえば書いていなかった。1ヶ月近く経ってしまいましたが、ファン日誌です。

 

 

1.NEVER SURRENDER(作詞:水樹奈々、作曲:加藤裕介、編曲:加藤裕介)

 youtubeでPV視聴した時から歌謡曲だなぁと思っていたら、ニコ生でも奈々ちゃんが「歌謡曲意識しました!」って言ってたので、やはりと思いました。私、歌謡曲好きだってすごい言ってるけど、歌謡曲の定義はいまいちわかんないんですよね。言うなれば、雰囲気?

ただ、アレンジは奈々ちゃんらしいシンフォニックで、ピアノとヴァイオリンがすごい忙しいです。トムくんとかどDの腕の見せどころ!

サビの裏声がとても綺麗…と思っていたら、ラストサビは地声で感情がデトネーション。初めて聴いた時は違和感があったんだけど、何度も聴いているうちに+ニコ生で曲の解説を聞いて+PVの狂い具合を見て、すごい感情が込もっているんだなぁぁあと感じるようになりました。

私、なのは見たことないのでアニメとのリンク具合は分かんないのですけど、歴代なのは曲らしさを残した美しい歌詞だと思いました。でも奈々語がひとつなのは珍しい。

 

2.GET BACK(作詞:矢吹俊郎、作曲:HAMA-kgn、編曲:EFFY)

もう、歌詞がスーパー矢吹節。作詞者隠されてたとしても、矢吹さんって分かったと思います。多分。口語が印象的だったり、難しい言葉は使っていないのに意味は深かったりするのが矢吹さんの特徴だと思っています。

メロディは、90年代のネ申アニメの主題歌感。「あの頃のアニメソング名曲集」とかのテレビ番組で紹介されそうだなーと思いました。林原めぐみさんが歌ってそう…ゆうて、スレイヤーズシャーマンキングの曲くらいしか聴いたことないのに、何でそう思ったのだろうか。

最初はトリッキーなリズムでむずいと思いましたが、聴いているうちにだんだん好きになりました。

 

3.サーチライト(作詞:水樹奈々・藤森真一(藍坊主)、作曲:藤森真一(藍坊主)、編曲:藤間仁)

奈々ちゃんにしては珍しく、超低音でビックリしました。テルミドールやLadyspikerや恋想花火より低い…。男性も歌いやすい奈々曲なのではないでしょうか。

映画の主題歌ということで、夏らしくさわやかな曲です。エデンの藤森さん作曲だけど、エデンとは全然違った雰囲気、というか真逆の雰囲気。エデンが過去の回想ならば、サーチライトは未来の躍動感を歌った曲。エデンが過去のキラキラに思いを馳せているとしたならば、サーチライトは未来のワクワクに夢見ている感じ。なんか対照的で素敵やん…。

ライブで聴くのが楽しみです。アンコール辺りで歌いそう。サビは手拍子するのかな?サーチライッ(パパン)、サーチライッ(パパン)。

 

4.嘆きの華(作詞:岩里祐穂、作曲:吉木絵里子・華原大輔、編曲:吉木絵里子・華原大輔)

これは…いい!!大好き!4曲の中で一番聴いています。奈々ちゃんの和ロック大好物です。なんかZIPANGU以降に和ロックたくさん増えましたよね?

曲調は吉木さんらしい艶やかで女性的なメロディで、歌詞はドロドロ昼ドラ恋愛劇。ただ、はつ恋と違って憎悪は感じられず切なさが漂っておりました。はつ恋は狂ってるもんなー…怖い歌。

いつも作詞家さんに聴いてみたいと思うこと。曲名を歌詞に出てくる言葉から選んでいるものは、どうしてその言葉を採用したのだろう?

例えば、今回だと「嘆きの華」っていう歌詞は1回のみでしかも2番サビにしか出てこず、1番サビ&ラストサビというメインの箇所で使われているのは「弧丘の夢」という言葉。2回出てくるからこちら強調したかったのでは、と想像するけれども、「弧丘の夢」というタイトルではなく「嘆きの華」というタイトルにしたのは、どんな思い入れがあるのだろう?むしろ強調したいのは2番の歌詞なのかなぁ?と、色々気になるのであります。もちろんタイアップアニメとの関連もあるかもしれないけれど。

今後は和曲は岩里さん担当でいいのかな?奈々ちゃんの和の歌詞も好きだけれど。哀愁トワイライトとか、悦楽カメリアとか。藤林聖子さんと岩里さんと、ドロドロ担当が増えたので今後のドロドロ曲が楽しみです。

 

 

 

…ということで、これまた大満足なシングルでありました!GRACE3で何曲聴けるかな。

 

以上です。