『赤い罠(who loves it?)/ADAMAS』感想

LiSAのシングルをCDで買ったのは、何気に初めて…しかもフラゲ。アルバムは何回かあるんですけどね。そしてLiSAの曲で感想を書くのも初めて。まぁ、それだけ、期待度と満足度の高いCDだったということです。

最近、LiSA超可愛いなぁって改めて思ってまして、インスタの写真とか何回も見ちゃいます。FNSのツインテールとか、天使かよ、って思いましたね。可愛い女の子見てるの、めっちゃ幸せやなぁ…。

 

 

1.赤い罠(who loves it?)(作詞:田淵智也・LiSA、作曲:田淵智也、編曲:堀江晶太)

タイトルが発表された時から、期待しかしていなかったです。これは絶対女LiSAの曲だ、って確信がありました。女LiSAの曲は大好物です。ねちっこくて、狂気じみてて、情念たっぷり。気持ちいい。これだけ狂えるのは見ていて気持ちがいい。私、小説でもすごいドロドロしたイヤミスが好きだったりするんですけど、湊かなえさんとか真梨幸子さんとか、それも気持ちいいくらいに狂っているところが好きなんですよね。憎しみに変わるほどの愛情。自分では絶対持ち得ない感情。持っていても絶対表に出さない。出せない。自分の誰かに対する好意なんて、気付かれたくない。素直に表現できる人ってすごいなって思います。なので、自分が出来ないから、こうやって歌や小説で感情をぶちまけているのを見て聴いて読んでいるのが好きなのです。そういう意味では、ストレス発散的な気持ち良さに近いのかな、と思います。

で、期待していたこの曲は、実際聴いてみると期待の斜め上をいく暴れ馬で、もうここまで来ると女子強い。初めの「are you ready?」からもうLiSAの世界に呑み込まれます。最後まで抜け出せません。完全にLiSAのロックなんだけど、ちょっとした言葉やコーラスに歌謡感が漂っていて私好みですよ。奈々ちゃんのはつ恋もそうだけど、「髪」っていうワードはとても情の深い女性を感じさせますね。ライブで思いっきりエロく歌うLiSAの姿が思い浮かびます。

Twitterでも言ったけど、田淵の共作詞というのが信じられなくて、田淵のどこに女の情念があったんだ?田淵、本当に意味わかんないヤツだぜ(褒めてる

 

2.ADAMAS(作詞:LiSA、作曲:カヨコ、編曲:堀江晶太)

先行配信で買っていたので、初聴きではなかったのですが、なんかCDに含まれているものを聴いてやっと実感わいた感じがしました。あと、歌詞がやっと見れて嬉しかったです。歌詞カード見るの好き。

とにかく高い、速い、熱い!の三拍子!一回歌ったら体力全部持っていかれます。カヨコさんスパルタですわぁ…。例によってアニメを見ないので作品とのリンク具合は分からないのですが、とても強い曲調に強い歌詞、だけどダイアモンドさながら綺麗な言葉も散りばめられていて、全体的にキリッとした曲だなっと思います。最後ビシッと終わる終わり方も好き。

 

3.スパイシーワールド(作詞:LiSA、作曲:LiSA・野間康介、編曲:野間康介)

この暴れ馬2曲の後の、この爽やかさよ。落差が激しい。LiSAの作曲はいつも意外なんだけど、激しいロックは自分では書かないんね?もちろん、ポップで可愛らしいのもLiSAの持ち味なんだけどね。

正直、あんまり聴き込んでいないんだけど(赤い罠ばっかリピートしてる)、なんかすごいE-girls風の爽やかな曲でした。

 

 

…やばい、赤い罠に偏りすぎている。バランスよ。なんかね、奈々ちゃんの曲は全部好きーってなるんだけど、LiSAの曲は1つ突出して好きーってなる場合が多いんですよねぇ。罪人とか虚無とか、そんな感じ。シングルだけじゃなくて、アルバムもそんな感じ。

ということで、まだ発売したばっかなのでこれから聴き込みます。1/fはそのうちiTunesで買います。しばらくは赤い罠から抜け出せそうにありません。

 

以上です。