『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』をクリアしたので、感想を書きます。

イースVIIIをクリアしました。夏休みに、お金を貯めたくて旅行に行くのを諦めたかわりにゲームしようと思い、ネットでとても評判が良かったので買ってみたのです。

イースシリーズは今までやったことがなく、初めてでした。世界観は共通しているけれどストーリーはつながっていないみたいなので、初めてでも問題なかったです。

ラスボス直前で『レイジーマダクリアシタクナイシンドローム』に陥り、トロコンを目指してしまったので、プレイ時間的には60時間弱かかりました。クリアだけなら40時間くらいでできると思います。

 

ということで、とりあえず一周クリアしたので良かった点・ちょと微妙だった点を書き綴りたいと思います。

↓↓↓以下、ネタバレ含みます。↓↓↓私はFFとファイアーエムブレムで育ってきたゲーム脳なので、ちょくちょく引き合いに出しています。

 

 

 

 

◎バトルがスピーディで爽快

一番良かった点は、バトルシステムです。むっっっちゃ気持ちいい!!アクションRPGなのですが、めちゃくちゃスピーディなので、爽快にざっくざく敵をなぎ倒していくんです。爽快すぎて、ダメージを喰らっていることに気づかずいつの間にか瀕死になっているくらい。ゴッドイーターよりもスピーディです。

スキルも豊富で、多すぎて何使えばいいか分からないくらいたくさんあって楽しいです。ダーナの竜気+蒼輪舞踏+真心ボロネーゼが最強です。

ちなみに、ダーナ編での能力チェンジはPS4版のみだったようですが、あれがないとダーナ編面白くなかったんじゃないかと思っちゃいます…チェンジしながら戦うのが楽しかったです。

あと、個人的に、プレイアブルキャラは少ない方がありがたいので、6人ってのはちょうど良いです。キャラクターみんな好きになるので、みんな育てたくなっちゃうんですよね。FF零式とかつらかった…ファイアーエムブレムもいつも頭抱えます。

 

◎自由度の高いシステム

色んな意味で自由度が高かったです。

・自由にキーバインドが変えられるので、手に馴染む操作で戦闘ができる(最近のゲームはだいたいできるか…)。

・難易度が幅広い。かつ、高難度以外はゲーム途中で上げ下げ可能。

・いつでもどこにいてもバトル真っ最中であってもセーブができる(水晶石付近でのオートセーブ機能もあり)。

・いつでもどこにいても漂流村に帰ってアイテム補充や武器強化ができる(ストーリー的にNGな場面ももちろんありましたが)。

 

◎いい意味で、頭を使わない

エストでもストーリーでも、わりと次の目的地を地図で示していたり、違う道に進もうとしたら「今はこっちじゃない」的な感じで引き戻されるので、いい意味で簡単でした。

フィールドはオープンワールドなので、崖があったり水の中や水の上を歩く必要があって、色んな冒険具を駆使しなければ進めないし冒険具もたくさんありました。けど、何というか、色々駆使しなければいけないのは大変なのですが、全ての道具に意味があるというか、「ここではこれを使うんだな!」っていうのが分かりやすかったですし、色々駆使して道が広がった時はこれまた爽快で楽しかったですね。

あと、地図踏破率とかアイテム入手率とかクエストクリア数とか、全てパーセンテージ記載だったおかげでトロコンも狙いやすかったです。これは私が数字に強いだけかもしれませんが。

 

◯キャラが個性的、漂流村をみんなで発展させている感がいい

プレイアブルキャラは6人でしたが、その他の漂流者の面々がみんな個性的で役割もはっきりしていて、みんなで漂流村を作っている感じがほのぼのしました。

私は貴族キャラが好きなので、オースティンとかフランツとか好きでしたね。これがファイアーエムブレムだったら、誰を使おうかめっちゃ悩んでいたことでしょう…ジェイガン枠はバルバロス船長かな。

ただただ、全員が前向きでいい人すぎる…FFみたく根暗がひとりやふたり居てもよかったんじゃないだろうか。

 

◯後半になればなるほどストーリーが壮大に

最初は、無人島に漂流した人たちが脱出するために島を探索して云々…というアドベンチャー物語かと思っていたのですが、なんだか後半は壮大なお話で時代を行き来したり、ラストはザ・ファンタジーな展開でした。思念とか想いが世界を救う、みたいな概念的な展開でついていけない感じです。FFXIII-2LRFFXIIIを思い出しましたね。時空が歪んでカオスが絆が想いがアブラカタブラー。そういう意味でも、FF系列でやってくれれば…いや、FFに無人島とか出てこないか。

題名のラクリモサオブダーナも最後の方でなるほどーってなります。無人島ののほほんに反して、意外と深いいストーリーです。

 

△映像やボイスはPS4にしては…

これは私がFFで育ってきているので、仕方ないです…幻想的な映像、リアルなキャラタッチに目が肥えてしまっています。全然、絵が悪かったわけではないですし、キャラ絵可愛かったのですが…PS4でこのクオリティか、と思わなくはないです。

ボイスはアドル以外はめちゃくちゃ良かったです。ラクシャの声優さんとか知らない人だったけど、細かい息使いとか感情表現とか上手くてすごく引き込まれました。アドルは…梶くんの声もっと聞きたかったですね。

会話を選択式にした意味はあったのでしょうか?選択肢も似たような発言だし、結局どれを選んでもストーリーには関係なくて、前後の会話がちょこっと変化するのみでした。いちいち中断されるのが煩わしかったです。

 

 

…ということで、トータルでめちゃくちゃ楽しめたイースVIIIでした。トロコンまであと少しなので、もっとやりこみまーす!

 

本日は以上です。